導入企業インタビュー
事業戦略部 興梠部長
株式会社ワッツ様は、「ワッツ」「ミーツ」「シルク」などのブランドで全国に店舗を展開する100円ショップ事業者様です。
「日常に寄り添う、ちょっと楽しい発見を」をテーマに、暮らしを彩る商品を幅広く提供し、地域に根ざした店舗運営を続けています。
消費者の購買行動がオンラインに広がる中で、ワッツ様では自社オンラインショップやSNS発信も強化。その中で「オンラインでファンと一緒にブランドを育てる新しい仕組みが必要ではないか」という想いが芽生えていました。
そんな課題意識の中で出会ったのが、SNS上でファンと共創できるプラットフォーム「FanDA cloud」でした。
導入をリードした事業戦略部の興梠部長は、当時の背景を次のように語ります。
「以前から、“ワッツのお店や商品を愛してくださるファンの方々と一緒に何か取り組めないか”と考えていました。
そんな中、レポハピの担当者から“SNSでファンとコラボできる仕組みを提案したい”と聞いたんです。」
当初は「手間がかかるのでは」「少人数しか巻き込めないのでは」といった懸念もありました。
しかし、FanDA cloudの仕組みを理解する中で、“手間なく、多くのファンとコラボレーションできる仕組み”であることが分かり、導入を決断しました。
「SaaSサービスで、運用面でもレポハピさんが代行してくれるので負担が少なく、スモールスタートしながらファン施策を広げられる点に魅力を感じました。」
PC画面のイメージです。
導入後、ワッツ様のSNS活用には明確な変化がありました。
「ファンの方がX(旧Twitter)でオンラインショップの特集コンテンツを拡散してくださり、反応の速さに驚きました。投稿後すぐにオンラインショップの流入数が増加するのを見て、“ファンの発信が売上に直結する有効な導線となっている”ことを実感しました。」
FanDA cloudの特長であるリアルタイムの効果計測により、これまで可視化できなかったUGC(ユーザー生成コンテンツ)の影響を定量的に把握できるようになりました。
「どの投稿がどのくらい流入や売上に貢献したかが分かることで、施策の精度が格段に上がりました。投稿してくださったファンへのギフティングや特典も、データに基づいて適切に行えるようになったのは大きな進化です。」
ワッツ様では、特に積極的に投稿してくれるファンへの個別ギフティングや、年間アワードでの表彰なども実施。
ファンが“共にブランドを支える存在”として活躍する仕組みが生まれました。
「SNSコラボを通じて、ファンの方々とのリレーションがどんどん強くなっています。当社のように全国に多店舗を展開している企業にとって、1,000人単位でファンとコラボできる仕組みは非常にありがたいです。コラボするファンをこれからもっと増やしていきたいと考えています」
このように、ファンの自然な発信がブランドの信頼性を高め、広告では届きにくい層にもリーチする“共創型マーケティング”が実現しました。
今後ワッツ様では、FanDA cloudの強力な機能である「店舗集客の効果計測」を活用し、
オンライン施策とリアル店舗をつなぐ新たなマーケティング施策を構想しています。
「SNSから店舗来店までの効果を数値で可視化できるようになることで、オンラインショップと店舗の相互送客を実現し、“デジタルとリアルの融合”を加速させたいと考えています。」
ワッツ様の事例が示すのは、ファンの声をマーケティングの中心に据える「共創型ブランド運営」の新しい形です。
SNSを通じてファンが企業活動に参加し、その熱量が売上やブランド価値に直結する時代。
FanDA cloudは、企業とファンの関係を“顧客”から“パートナー”へと進化させます。